王子段ボール㈱ 営業1課の福岡功平さん(31)が段ボール箱受注促進のため表題の中・英文カタログを2,000部作った。
足立・北・板橋・練馬区の都北部と埼玉県南部には中国人の段ボール発注者が多い。中国人同士の連絡網があるらしく「王子は箱を作るのが早い」という評判がたつと他の中国人から「見積ってくれ」という連絡が来る。王子の過去の新規開拓社の3分の1は中国人経営である。
それなら「中国人に直接分かってもらうために中・英文カタログを作ろう」というのが福岡さんのアイデアだった。中国人は英語が分かる人は多い。
耕制作課デザイナー飯田康宏さん(58)がカタログ作りを全面的に請負った。
自社の中・英文カタログは私は初めて見た。王子が高級な会社になったような気がした。